麻雀の概要
「麻雀」は「ギャンブル」と見ている人も有り、悪い印象を持って
いる人も少なからずはいるようです。ですが、昔から、
ファミコンなどの麻雀ゲームソフトがヒットしたり、今や、
ゲームセンター、それから、オンライン麻雀で気軽に楽しめる
一般的なゲームとなってきています。
日本では昭和初期の頃が物凄い麻雀ブームだったようで、
絵のモチーフになったり、雑誌に掲載されたりしてすごかったらしいです。
さて、
麻雀をこれから覚えよう、理解を深めよう、と、思っているあなたが、
理解しやすいようにまとめたつもりです。
麻雀を知らない最初のうちは、 「麻雀は複雑」とか、「麻雀は難しい」、とか、思いがちですが、
麻雀をきちんと理解すると、麻雀ほど魅力的で奥が深く、面白いものはありません。
少しずつでも理解を深めていただき、楽しんで戴けたら、と思います。
麻雀の基本的な用語と最初
これから、麻雀を覚えていく為には必須の用語です。
知らない、なんて言ってられないですよ。
さて、
麻雀は、「牌」、を使って、人より先に完成された形の組合せを作り、点数を奪い合う、
4人でおこなうゲームです。
3人でおこなう、三人麻雀(略して「三麻:サンマ」)もありますが、基本的なところは、
四人麻雀(略して「四麻:ヨンマ」)のルールなので、四人麻雀で話を進めます。
もし、あなたが、ポンジャン、とかの、「牌」を使ったゲームをやったことがあれば、
細かい説明はいらないかもしれませんね。
この、完成された形の組合せのことを、役を作る、と言いますが、
ポンジャンとかと同じように、麻雀にも役作りの為の一定のルールがあります。
詳しくは、別ページにまとめてありますので、今は、麻雀ゲームの進め方を知るための、基礎的な部分の説明をしていきます。
麻雀ゲームの最初にすることは、「親」を決めなければなりまん。また、親をする人の順番も決めます。
「親」は、ゲーム開始直後の最初に、牌を引く人のことで、 親以外の人は「子」と言います。
他には、点数が、1.5倍貰えるが、子の2倍の支払、等のルールありますので、それは、のちほど・・・・。
その最初の親のことを「起親(チーチャ)」と言い、起親(チーチャ)の座る場所から決めていきます。
この、「場所決め」をすることにより、親の順番が決まります。
さぁ、場決めの方法なんですが、、、と言いたいところですが、
その前に、覚えて欲しいことがあります。
東南西北(トン、ナン、シャー、ペイ)
麻雀では、順番を表すのに、1番目、2番目、と言うのではなく、
「東(トン)」「南(ナン)」「西(シャー)」「北(ペイ)」
を使います。
「方角」を表す、東西南北の印象が強いと間違えられやすいのですが、
麻雀では、東南西北となり、南と西の順番が違います。
( また、実際に座る場所は、反時計回りになりますので、方角と比べると、南北が入れ替わります。)
そして、
「親」をする人の事を「東家(トンチャ)」と言い、以降の人をそれぞれ、「南家(ナンチャ)」「西家(シャーチャ)」
「北家(ペイチャ)」と順番に呼びます。
上家、対面、下家
自分以外の「他家」のことを、「東家」「南家」「西家」「北家」でも良いのですが、別の言い方があります。
それが、上家(カミチャ)、対面(トイメン)、下家(シモチャ)です。
自分から見て
- 左側 : 上家(カミチャ)
- 正面 : 対面(トイメン)
- 右側 : 下家(シモチャ)
と言い、これも、麻雀の基本用語です。
場と局と本場
「南」「三局」「1本場」、
なんて言葉を聞いたことはありませんか?
ゲームの進み具合を表す言葉です。
4人が順番に「親」をやっていくわけですが、最初に「東家(トンチャ)」(親)だった人は次に「北家(ペーチャ)」になり、そして、「西家(チャーチャ)」、「南家(ナンチャ)」、の後、
再び、「東家(トンチャ)」となります。
最初に「南家」だった人は、次は、「東家」(親)になり、その次は、「北家」「西家」、そして、再び、「南家」になります。
@からCを繰り返してゲームが進行していきます。
この、@からCを1回ずつ行うことを、
場という言葉で表します。
1周目を、「東場(トンバ)」、
2周目を、「南場(ナンバ)」、
3周目を、「西場(シャーバ)」、
4周目を、「北場(ペイバ)」、
と言います。
そして、「親」の一人目のゲーム@を「局(キョク)」という
言葉で表し、1回目の事を「本場(ホンバ)」を使っていきます。
ですので、最初は、
「東(場) 1局 1本場」となり、親が変わらずに2回目のゲームになると、「東(場) 1局 2本場」となり、
( ※ 場を言わない事の方が多い )
「本場」の数が増えていきます。
@からAになると、「東(場) 2局 1本場」、AからBになると、「東(場) 3局 1本場」、
BからCになると、「東(場) 4局 1本場」と、それぞれ、変わっていきます。
再び、Cから@になった時は、次の「南場(ナンバ)」になるため、
「南(場) 1局 1本場」と繰り返されます。
ちなみに、
4周することを「一荘(イーチャン)」(戦)と言いますが、4周もすると、時間がかかる為、通常、
半分(2周)の東場戦と南場戦の「半荘(ハンチャン)」で行われます。
また、東場戦のことを「東風(トンプウ)戦」、半荘戦の事を「東南(トンナン)戦」と言ったりもします。
さて、次は、
麻雀牌の種類のページを見てみましょう。